
どうも、現にファーウェイのスマホを使用しているブタです。
以前の記事「「ファーウェイ」のスマホ、使ってちゃダメなの?」では、
「2020年頃に出る「5G」という高速通信対応の端末が出るまではファーウェイのスマホ使ってもよさそう」
という結論を出しました。
ですが、「Googleがファーウェイへの一部ソフトウェアの供給を制限する」
という報道がなされ、状況が変わってしまったので新たに考察をしてみます。
記事の目次
Googleのファーウェイに対する制限の報道
米グーグルは19日、ファーウェイに一部ソフトウエアの供給を制限する可能性があることを示唆した。
日本経済新聞 2019/5/21記事「防戦ファーウェイ、強気と不安 グーグルが供給停止も」より
Googleから一部ソフトウェアの供給が制限されると、どうなるの?
Google系のサービスが利用できなくなります。
代表的なモノですと
- Google Play
- Google MAP
- Gmail
- YouTube
などです。

これらの中でも、何かのアプリをインストールする際に使う「Google Play」。
もう道に迷うことなんてなくなるほどに使用する「Google MAP」。
そういったサービスが使えなくなってしまうとなると、大打撃ですね・・・。
今使ってるファーウェイのスマホでGoogleサービスが使えなくなるの!?
ブタはファーウェイのsimフリーのスマホ「HUAWEI nova」を使用しています。
私と同じくファーウェイのスマホを使用している方は、

ということが1番気になっていると思われます。
結論から言いますと
「今の時点で使っているファーウェイのスマホはGoogleからのサービスを受け続けられます」。
Googleが既存の端末ではサービスを受けられることを保証
Googleが運用しているAndroidの公式ツイッターで、以下の文章が発信されています。
私の拙い翻訳力で恐縮ですが、日本語に意訳すると以下のようになります。
ファーウェイユーザーの方へ、最近のアメリカ政府の要求に対する私達(Google)の対応への疑問にお答えします。
私達(Google)がアメリカ政府の要求に従ったとしても、
Google Playなどのサービスを既に使用されているファーウェイのデバイスでは使い続けられることを保証いたします。
意訳なので細かいニュアンスなどは違っていると思いますが、大体はこんなことを言っています。
もっと軽く表現すると、

今あるファーウェイ製品でGoogleサービスを受け続けられることを保証いたしますわ。
ぐらいな感じですかね。
ポイント
今使っているファーウェイ端末ではGoogleからのサービスを受け続けられる。
ファーウェイの問題は、これからの製品にGoogleのサービスが受けられない可能性があること

僕が今使ってるファーウェイ製品はGoogleのサービスが受けられるならいいや。
と安心していただいたところで、ファーウェイ問題の本質に迫りたいと思います。
ファーウェイ問題の本質は、
「これからのファーウェイ製品にはGoogleのサービスの提供がされない可能性があること」です。
すでに「HUAWEI P30」シリーズは日本での販売が延期・停止されはじめている
ファーウェイがGoogleとゴチャゴチャする前に製作・販売された最後のスマホが「HUAWEI P30」シリーズです。
「HUAWEI P30」シリーズ とは
カメラで光学ズームを採用し、5倍、10倍、さらには50倍ズームまで対応した製品。
ズームによる写真のボヤけも少なく、スマホカメラの新境地を開拓したと評判。
「HUAWEI P30」シリーズは
・海外で2019/3/26に同時発売開始
・日本では2019年の5月末頃に発売予定
といった感じで発売された(る予定だった)製品です。
これがGoogleの言う
Googleサービスの受けられる「既存の製品」
なのか
Googleサービスの受けられない可能性のある「これからの製品」
なのか微妙なところですね。
実際はGoogleサービスの受けられる「既存の製品」なのですが、
販売予定だったドコモやKDDIは販売の延期という方針をとりました。
日本経済新聞 2019/5/22「ファーウェイ離れ、世界で スマホ最新機種を発売延期」
安全策をとったのか、これだけの問題になると売上が見込めないと判断したのかは定かではありません。
日本で「HUAWEI P30」シリーズを購入する方法
今現在(2019/5/31)では、携帯の大手3社(ドコモ、KDDI、ソフトバンク)は販売を延期している「HUAWEI P30」シリーズ。
製品としては高性能であり、すごく魅力的なので手に入れたいという方もいると思います。
そういった方のために、日本で入手できる方法を知る限り列挙します。
本体と回線を同時に購入・契約する場合
今現在(2019/5/31)、格安sim回線の会社の中で販売しているのは「イオンモバイル」のみです。
イオンモバイルで取り扱っている商品の詳細を見てみる。
イオンモバイルで取り扱っている商品の詳細を見てみる。

人と面を向けて相談できるのが安心ですね。
本体のみをWEBで購入したい場合
すでに格安simを使用していて、本体のみを購入したいと言う方もいらっしゃるでしょう。
Amazon公式ではファーウェイ製品の取扱をやめてしまっているため、手に入れることはできません。
ココに注意
Amazonでも公式以外で購入できることもありますが、海外発売版の輸入品であることが多いです。
海外発売版を日本で運用するのは不都合があることもあるので、あまりオススメしません。
WEBで購入するなら「楽天市場」。
さらに言うなら「楽天市場」内にある「ファーウェイ 楽天市場店」から購入するのが安心でオススメです。

ファーウェイ製品は質はすごく高いのでオススメできます。
結局、ファーウェイのスマホは使ってても大丈夫なの?
個人的な見解になりますが、既存のファーウェイ端末にはGoogleからのサービスが受けられる点をもって

という結論になりました。
ただし、2020年頃に出ると思われる5Gの高速回線対応の機種が出るまで。
アメリカと中国が5Gの覇権争いでもめており、
日本はどちらかと言うとアメリカに忖度(そんたく)すると思われます。
そうなると、日本でこれから出るファーウェイ製品は5G回線の使用ができない、という自体にもなりかねません。
米中の一種の戦争状態がどこまで続くかは予想がつきませんが、
2020年頃の5G対応端末が出てから新しいスマホに乗り換えるというのが賢いのではないでしょうか。