12月に入り寒くなってきましたね。
ですが、外気が冷たくなることに反比例し、
ふるさと納税が駆け込み需要で熱くなってくる時期です。
ということで、
熱くなっている「ふるさと納税」で12月中旬を超えたら注意すること
について書いていきます。
記事の目次
会社勤めの方は、12月中旬以後の「ふるさと納税」は注意せよ
確定申告が必要になるかも
12月中旬を過ぎた「ふるさと納税」は、確定申告が必要になる確率が高まってきます。
なぜなら、確定申告が必要ない「ワンストップ特例制度」が利用できる条件である
翌年1月10日までに自治体へ資料の必着を
自分から動かないと守れなくなる恐れがあるからです。
確定申告なしでふるさと納税する方法
ワンストップ特例制度を利用する
会社からの給与が収入の全てで

という方は確定申告が必要ない「ワンストップ特例制度」を利用するのが簡単でオススメです。
ですが、そのためには2つの条件をクリアしなければいけません。
制度を利用するための2つの条件
「2つの条件をクリア」なんて仰々しく書きましたが、難しい条件ではありません。
ワンストップ特例制度を利用するための2つの条件
- ふるさと納税する自治体は5つまで。
- ふるさと納税する自治体へ、書類を翌年1月10日までに届くように送る。
簡単な条件なんですが、12月中旬を超えると、
「書類を翌年1月10日までに到着するように送る」というのがちょっと面倒になります。
ふるさと納税した自治体へ書類を送る方法
送られてきた資料を返送する方法
通常であれば、支払を終えた1週間~1ヶ月後くらいに
自治体から「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」と「返信用封筒」が届きます。
実際に私が宮崎県都農町へ「ふるさと納税」をして、
2018年11月23日に支払が完了し、12月3日に届いた資料がこちらです。
流石に個人情報が分かる部分は編集で消していますが、本来は記入されたものが送られてきます。
この場合は、図で示した通り
- 書類作成日の記入
- 印鑑の押印
- 個人番号の記入
- 2箇所へのチェック
- 個人番号と本人確認のできる資料の添付
- 封筒に入れて、1月10日必着になるように投函
だけで終わりです。
資料が送られてくるまで1週間くらいかかる
私の場合ですと支払い完了から資料が到着するまで10日かかりました。
11月の下旬では資料の到着に10日で済みましたが、
12月中旬以降は駆け込みの「ふるさと納税」が増えると予想されますので、
資料の到着までもっと日数がかかり、年を越してから到着することも考えられます。
締切は1月10日必着であり、1月10日消印有効ではないです。
余裕をもって1週間前に投函したいところなので、
「実際の締切は1月3日」と考えるのが無難です。
ですので、資料の到着を待つのではなく、
自分から動いて資料を準備・作成・投函
ということをしたほうが良いです。
自分で資料を準備して送る方法
「自分から動く」といっても、自治体へメールや電話をするなど大きく動くことはありません。
することは
- ふるさと納税先の自治体のサイトの、ふるさと納税のページにアクセス
- 申請書のPDFがあるので、ダウンロードして印刷
- 書類への記入と押印、添付書類を準備する
- ふるさと納税を担当する部署宛の封筒を準備して郵送する
だけです。
それでは、シミュレーションしてどんなものか見てみましょう。
12月25日にふるさと納税するモデルケース
シミュレーション内容
- サイト:楽天ふるさと納税
- 日時:2018年12月25日
- 支払方法:クレジットカード
- 納税先の自治体:宮崎県都農町
- 納税金額:30,000円

「楽天ふるさと納税」でふるさと納税を済ませる
こちらは「ふるさと納税で得する額」という別記事の中で
モデルケースを使って解説していますので、そちらをご覧ください。
なぜ「ふるさと納税」が得なのかを分かりやすく書いた渾身の記事です。
納付先の自治体のサイトへアクセス
ふるさと納税を終えたら、Googleで納付先の自治体である
宮崎県都農町
と検索し、自治体のサイトへアクセスします。
その後に「ふるさと納税の特集ページ」へとびます。
ふるさと納税で人気の自治体は、
トップページから「ふるさと納税の特集ページ」へのリンクがあることが多いです。
申請書のPDFのダウンロードと印刷
「ふるさと納税の特集ページ」の中にこういうリンクがあります。
申請書のPDFのリンクがありますので、これをダウンロードして印刷して下さい。
ご家庭にプリンタがなく印刷出来ない場合は、
図書館やネットカフェなどを利用して印刷するといいです。
また、同じページに必ず「申請書の送付先住所」がありますので、
この時点で茶封筒などに送付先住所を記入しておくのが楽です。
書類への記入と押印、添付書類を準備する
印刷した申請書に記入や押印をしていきます。
- 書類作成日の記入
- 印鑑の押印
- 個人番号含む本人情報の記入
- 納税した金額と納税した日の記入
- 2箇所へのチェック
- 個人番号と本人確認のできる資料の添付
- 封筒に入れて、1月10日必着になるように投函
自分で作成した場合、困るのは
「納税した日っていつのこと?」
ってところだと思います。
クレジットカードによる納税は「 申請した日 = 納税した日 」
となるので、今回は12月25日です。
銀行振り込みによる納税は「 振り込んだ日 = 納税した日 」
となります。
「12月25日に申請したけど、銀行が閉まっていたので振り込んだのは12月26日」
という場合は、記入する日付は「12月26日」となるので注意して下さい。
ふるさと納税を担当する部署宛の封筒を準備して郵送する
前の見出しの「7.封筒に入れて、1月10日必着になるように投函」と被りますが改めて。
申請書のPDFをダウンロードしたページに記載されている郵送先に茶封筒などで郵送すれば、
ふるさと納税の手続きは全て終了です。
一言付け加えるならば、年末年始は「年賀状」の影響が郵送物にはあるので、
ケチらずに「速達」で郵送を依頼すれば安心できます。
まとめ
- 会社勤めの方は、12月中旬を越えた「ふるさと納税」に注意
- 確定申告が必要ないワンストップ特例の締切は1月10日必着
- 自治体からの申請書を待っていたら締切に間に合わない
- 自分で申請書を準備して送れば安心

ふるさと納税するのにオススメな方法
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